「どうしてトイレの扉は、外開きが多いのだろう?」
「姿見はどこに置くのがいいの?」
今までなんとなく暮らしていた住宅。
注文住宅となれば、一つ一つ、どんな家にしようかなと考えるかもしれませんが、賃貸や建売の場合、作られたものに入居するので、あまり意識してこなかった部分も多いと思います。
今まで特に意識してこなかった私は、住まいの解剖図鑑を読みながら、この配置には「こんな意味があったのかー」と発見の連続でした。
これから注文住宅を建てようと思っている方は必見の本ですよ。
キッチンの配置もこだわろう!
例えばキッチンも、手際よく料理するために、配置にも配慮する必要があります。
冷蔵庫・コンロ・シンク・まな板。
これらはどの順番で並べたキッチンにするべきなのか・・・?
正解は、冷蔵庫→シンク→まな板→コンロと調理で使う順に並べるのが正解だそうです。
家づくりで失敗しないために
よく「家は3回建てないと理想の家にならない」と言いますが、きっとこういうことを家づくりの段階で意識するようになるのが、3回目なのかもしれませんね。
部屋を広く確保するためには階段の位置や、向きにもこだわる必要があるなんて、建築素人の私たちは知らないですもんね・・・。
住まいの解剖図鑑では、「安く家を建てるためにどうしたらいいか」といった情報は一切なく、「考えて配置すべきこと」「必要な幅やサイズ」などが具体的に書かれています。
「廊下の面積が無駄に増えすぎてしまっていないか」など、自分で知識をつけておくのとないのとでは、設計士さんと言いなりにならずに済むと思いますよ。
とにかく、注文住宅をこれから建てようと考えている方に、特にオススメしたい本です。
「住まい」の解剖図鑑だけでなく、「片づけ」の解剖図鑑も読んでみました!